音楽アプリ違法

 

「音楽アプリを使いたいけどどれがいいの?」
「怪しいアプリも多いって聞くし、ちょっと使うの怖いんだよね」

 

あなたは今、そうお考えではありませんか?

 

最近では音楽を聞くためにいちいちダウンロードしたり、パソコンから転送する必要もなく、アプリ一つで簡単に音楽を聞く事ができるようになりました。
しかし、あなたのご心配されているとおり、違法で危険な無料音楽アプリも少なからず存在しています。

 

そんなあなたに朗報です。
当記事ではどういったアプリが違法なのか、またあなたに及ぼす影響まで詳しく解説いたします。

 

違法で悪質なアプリの見分け方がわかれば、あなたのスマホが危険に晒される心配もなくなります。

 

さらに、当サイトではおすすめの優良音楽アプリもご紹介していますので、安心・安全な音楽アプリをすぐに始めることができますよ。

 

音楽を正しく楽しみ、有意義な音楽アプリライフを満喫しませんか?

 

当記事が音楽アプリを利用したいと思っている皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

そもそも音楽アプリってなに?

違法な音楽アプリについてご説明する前に、まずは音楽アプリの全般について詳しくご説明いたします。

 

音楽アプリでできること

音楽アプリとは、andoroidやiOSで提供されるアプリの一種です。

 

本体に音楽を保存せずにストリーミングで音楽を聴けますし、その中から好きな曲をダウンロードしてオフラインで聴けるアプリまであります。
オフラインなら通信量を気にしなくていいので、うれしいですね。

 

音楽アプリといってもワンフレームで括られないほどに、それぞれ機能や曲数も違いますから、当記事では長所・短所も含めて特徴を紹介していきます。

 

音楽アプリは無料で利用できるの?

音楽アプリの中には無料で利用できるものも存在しますが、そのほとんどがある程度機能を制限されます(例えば、30秒しか聴けなかったり、再生の途中で広告が流れたり、といった具合です)。

 

有料版へのイントロダクションみたいなものですから、お試しくらいの気持ちで使うほうがいいでしょう。

 

ちなみに完全無料を謳うアプリは注意が必要です。
タダより怖いものはなし。

 

無料には無料なりの理由が必ずありますから、そのあたりも以下でしっかり説明していきます!

 

違法音楽アプリが本当に怖い理由

ここからは、違法な音楽アプリがあなたやあなたのスマートフォンに直接及ぼす影響について解説します。

 

個人情報の流出

前述した完全無料を謳うアプリのほとんどが広告収入を目的に、著作権者や制作会社に無断でアップロードされた音楽などを配信しており、違法に運営されています。

 

違法アプリの影響でもっとも怖いのは、個人情報の流出です。
無料、というキーワードでユーザーを爆発的に増やし、いっきにウィルスをばらまく可能性があります。

 

ウィルスの目的の第一は個人情報の取得ですから、効率的な仕組みだといえるでしょう。

 

読者のみなさんもアプリをインストールするときに、自身の情報へのアクセスを許可するかどうかのポップアップを見たことありますよね?

 

ダウンロードした後で、もしウィルスに気づいてアプリをアンインストールしても、すでに遅いというわけです。

 

SNSアカウント、口座情報、クレジットカード情報などスマートフォンにはたくさんの重要な個人情報が保存されています。
そういった情報が流出すればどうなるかは、お分かりいただけるでしょう。

 

音楽データの消失

ダウンロードしてオフラインで音楽を聴くことを目的にしている方には、違法アプリは特におすすめしません。

 

なぜなら違法アプリはその性質上、管理者の目をかいくぐるために突然インストーラーから姿を消すことも珍しくないですし、逆に排除されることも十分考えられるからです。

 

そうなると次のソフトウェアアップデートの際にアプリ自体が端末のバージョンに対応できず使えなくなってしまうこともあります。

 

お気に入りのプレイリストや、もしくはダウンロードデータが突如として聴けなくなる可能性もあるわけです。

 

処罰される可能性

実は法律にもきちんと罰則規定があります。
2012年10月1日より〈違法ダウンロードの刑事罰化〉が施行されました。

 

これは、“違法なインターネット配信から、販売又は有料配信されている音楽や映像を、自らその事実を知りながら「違法ダウンロード」(録音・録画)する行為が、刑罰の対象となった”という内容です(文化庁サイトより引用)。

 

知らなかった、で済まされないということですね。
そして、この法律には損害賠償、および具体的な罰金や懲役も規定されています。

 

ちなみに、ストリーミングであれば問題がないという一般サイトの記載もありますが、今後時代の流れでどうなるのかは、まったくもって不明です。
わざわざ危険性を感じながら音楽を聴くのは、果たして楽しいことなのでしょうか?

 

広告表示による端末の疲弊

違法アプリは広告収入がメインなので、当然アプリ内に広告が次々と現れます。
アプリを開いていなくても広告が随時スマートフォンの画面上に表示されてしまうこともしばしばあるでしょう。

 

そうすると、広告表示により端末のバッテリー消費がかなり早くなり、充電回数も増えるので、もちろんバッテリーの寿命も縮まります。

 

また広告から誤ってアプリをダウンロードしてしまうと、大抵粗末なアプリが多いですからフリーズや再起動の原因にもなりかねません。

 

無料だけどこれって大丈夫?違法アプリの例と見分け方

続いて、実際に音楽アプリをダウンロードする前の予備知識として違法アプリの見分け方や代表的なアプリの概要をお知らせいたします。

 

MusicFM

いわゆる違法アプリの筆頭です。
無料なのに連続ストリーミング再生ができ、しかもダウンロードまでできます。

 

この時点で怪しいと私は思ってしまいますが、公式サイトまであるのでかなり大胆ですね。

 

しかし、そんなに怪しいアプリがどうしてストア上に表示されてしまうのかというと、MusicFM自体はただ単に、音楽ファイルがアップロードされているサーバーにアクセスしているだけの再生アプリですので、サーバー検閲までしていないストア側の審査を通過してしまうわけです。

 

ですが、サーバーのファイルはおそらく違法にアップロードされていて、先述した通り、それを再生したりダウンロードしたりしたあなた自身が違法性を問われる可能性は十分にあります。

 

ちなみに有名なSNOWという写真アプリがありますが、そのデベロッパーによると、MusicFMをインストールすることでSNOWの連携ログインができなくなるという不具合の報告が上がっているようです。

 

MusicBox

こちらはMusicFMの後継アプリと言われています。
4000万曲以上が無料で再生でき、オフライン再生、歌詞表示までできるようです。

 

アプリ自体にスパイソフトやウィルスはないとされていますが、やはり信憑性に欠けるでしょう。

 

一度保存した楽曲を同種のアプリ間で共有できる機能があるようですが、これはもうストアからアプリが消えることを前提にしているとしか思えません。

 

違法な音楽アプリの見分け方

違法な音楽アプリの見分け方は、

 

  • ストア内で突然現れたり、消えたりする
  • 完全無料を謳っている
  • スマートフォンの動きが突然遅くなったり、電源が落ちたりするようになる
  • 個人サイトやSNS、掲示板などのリンクから誘導される
  • apk(Andoroid専用ソフトウェアパッケージのファイルフォーマット)で提供されるアプリ
  • ウィルススキャンに引っかかってしまう

 

などが挙げられるでしょう。
もし見つけた場合はインストールしない、もしくはアンインストールすることをお勧めします。

 

音楽アプリを使うなら有料が安心安全!

ここでは、正規の音楽アプリを利用することによって、どのようにアーティストに還元されていくのかを具体的に説明させていただきます。

 

音楽アプリがアーティストに還元される仕組み

音楽アプリ、つまり定額制配信は一曲再生するごとにアーティストにお金が発生する仕組みです。
音楽アプリ側から直接払われるわけではなく、売上を受け取るレコード会社側が契約に基づいてアーティストに利益を分配します。

 

従来のCDやiTunesの曲単位での購入に比べるとだいぶ単価は下がりますが、リスナーとしては音楽を聴くハードルは下がりますからアーティスト側も宣伝になりますね。

 

例えば、大手のソニーなどはSpotifyと複数年契約をしてかなりの額をもらっているようです。
いまはCDが正常に売れない時代ですから(アイドルは除く)、継続的にリスナーからお金を落としてもらえる仕組みに食いつかないわけがありません。

 

近年では、各レコード会社がこぞって定額制配信に力を入れ始めています。
レコード会社が儲かれば、もちろんマージンは引かれるでしょうが、そのぶん総計としてアーティストに還元される額も増えるはずです。

 

では、リスナーの皆様が無料アプリばかり利用するとどうなるか。
アーティストへの還元は限りなくゼロに近いですよね。違法アプリが増えれば、業界が先細りしていくのは自明の理なのです。

 

特徴別おすすめ音楽アプリ

では今から、当記事がおすすめする正規の音楽アプリを7つほど、いくつかの視点から評価しつつ細かく見ていきます。

 

コスト抑え目アプリ3選

まず、なるべく利用料を安く利用したいという方におすすめのアプリを3つご紹介します。

 

AmazonPrimeMusic
  • 月額400円で100万曲以上が聴き放題、再生の間に広告が流れることもない。年額3900円のプランもあり
  • オフライン再生可能
  • Amazonでのお買い物が送料無料になる
  • PrimeVideoで映画も見放題になる
  • 月額980円で4000万曲以上が聴き放題になるmusicunlimitedも(プライム会員は780円)

 

まさにコスパ最強の音楽アプリと言えます。
30日間無料キャンペーンや学生限定プラン(Primeのみ対応、月額200円〜)もあります。

 

dヒッツ
  • 月額500円で邦楽人気アーティストを中心に、楽曲数450万曲以上が聴き放題。
  • アーティストやジャンル、年代など様々な切り口で選曲された6000以上の音楽プログラム形式で配信
  • 毎月10曲ずつダウンロードできるmyヒッツ機能でお気に入りの曲をいつでも何度で聴ける
  • 最大8GBまで、プログラムの再生もmyヒッツもダウンロードしてオフライン再生できる
  • ドコモ提供なので、ドコモユーザーは簡単に毎月の携帯支払にて決済できる

 

dヒッツはプログラム再生に力を入れているアプリです。
そのため、流し聴きする方に便利でしょう。
初回31日間無料で使えます。

 

Spotify
  • 無料版でも全4000万曲にアクセス可能だが、すべてシャッフル再生になる難点も。楽曲単位での検索はできず、アルバムもしくはプレイリスト単位での検索のみ。数曲再生後、音声CMが挿入される
  • 月額980円でプレミアムに。4000万曲フル尺再生、広告なし、楽曲検索可、スキップ無制限、オフライン再生など無料版にはない機能が幅広く使える
  • 20億以上あるプレイリストで気分に合わせてBGMに
  • ストリーミング再生の音質を3段階で選べる。通信料を抑えたい外では標準、Wi-Fi圏内では最高音質での再生がおすすめ(有料会員のみ)

 

2016年9月29日に日本上陸を果たし、人気急上昇中の音楽アプリです。
シャッフル再生のみになりますが、無料で4000万曲聴けるのはかなりアツいですよね!

 

3ヶ月100円で使えるキャンペーンも実施中です。
さらに、家族みんなでシェアすれば、ファミリープラン1480円で利用できます!

 

曲数やジャンルが豊富なアプリ3選

次に紹介するのは、たくさんの曲や色んなジャンルの曲を聴きたいという方におすすめのアプリです。

 

AppleMusic
  • 月額980円で5000万曲が聴き放題。オフライン再生も可能です
  • あなたのお好みに合わせたプレイリストや曲を紹介してくれる
  • iTunesで曲やアルバム単位の購入もできる。あわせて、選べる曲数はさらに増えます
  • クレジットカードなどの支払い情報を済ませたAppleIDが必要です
  • Beats1というラジオ機能ではジャンルや年代をカテゴリ化したAI選曲の番組や有名アーティストがゲスト出演する番組も聴けます

 

Andoroid4.3以降であればiphone以外でもアプリのダウンロードが可能です。
ファミリーメンバーシップなら月額1480円で6つのアカウントが発行されるので、家族とのシェアもできます。

 

学生は月額480円です。
現在、3か月無料期間キャンペーンが実施中です。

 

AWA
  • 月額960円スタンダードプランで5000万曲以上が聴き放題。オフライン再生も可能
  • 歌詞表示ができるので、歌詞をじっくり楽しみたい邦楽ファンは必見!
  • Chromecastのミラーリング対応でテレビでも楽しめる。Andoroidデバイスとの連携はしやすそうです
  • 無料プランもあり。広告なしのオンデマンド再生やプレイリスト作成、歌詞表示もできる。ただし、ハイライト再生のみで再生は月20時間まで

 

サイバーエージェントとエイベックス・デジタルが共同出資している音楽配信アプリなので、エイベックス系のアーティストが好きな人は間違いなくコレで決まり!
初回3ヶ月間は無料でスタンダードプランが使えます。

 

LINEMUSIC
  • およそ4400万曲が聴き放題。AndoroidでもiOSでも使える
  • 支払いはチケット制。20時間チケットのベーシックプラン500円(Andoroidのみ提供)、時間無制限で楽しめるプレミアムプラン960円などライフスタイルに合わせて購入できる。どちらも30日間の有効期間制限あり。その他にも有料ユーザーなら音質調整、LINE着うたの設定、オフライン再生ができる
  • 無課金ユーザーでも、LINEのプロフィール・ホームBGMにも設定や、トーク・タイムラインへの楽曲シェア、プレイリストの作成、歌詞表示ができる。ただし、再生は30秒まで
  • 単曲のダウンロード購入もできます

 

LINEならではのオリジナリティが溢れており、学生や新社会人など若い層での人気が根強いです。
3ヶ月無料キャンペーンや学割50%オフ、ファミリープラン、年割プランも実施されています。

 

オフライン再生可能なアプリ3選

なるべく通信量を押さえたいとお考えの方におすすめのアプリが次の3つです。

 

AppleMusic

ダウンロードした楽曲はライブラリという場所に保管されます。
iTunesで購入した楽曲やCDから転送した音源を含めて自分だけのオリジナルプレイリストを作ることも可能です。

 

AmazonMusic

解約後は、アプリの使用ができなくなり、ダウンロードデータも聴けなくなりますが、アプリさえ残しておけば、アカウントの再登録時に、以前にダウンロードした楽曲を聴くことができます。

 

GooglePlayMusic
  • 月額980円で4000万曲が聴き放題。もちろんオフライン再生もできる
  • もともとAndoroidで提供されている無料の音楽再生プレイヤー
  • 30日間、無料トライアル期間あり

 

無料・有料プランにかかわらず最大のメリットは最大5万曲をクラウド保存でき、各種デバイスで再生できる点です。

 

5万曲ともなると、一生かけても聴ききれないほどの曲数です。
ここまでクラウド容量を開放しているアプリは他にありません。

 

そのおかげで、本体容量の節約にもなりますね。基本はストリーミング再生ですが、任意の曲をダウンロードして聴くことも可能です。

 

まとめ

あなたに最適な音楽アプリは見つかりましたか?

 

以下に当記事の要点をまとめておきます。

 

  1. 音楽アプリで完全無料のものは違法の可能性がある
  2. 違法なアプリを利用すると罰せられるかもしれない
  3. 違法アプリを使い続ければ、いずれ個人情報の流出やウィルス感染、端末の疲弊は避けられない
  4. 違法アプリの種類やきちんとした見分け方を知ることが必要
  5. 危険性を熟知したうえで、自分のライフスタイルに合った正規の音楽アプリを使う

 

無料の違法アプリが広まれば、待っているのは、あなたの好きなアーティストや音楽業界自体が先細りする未来です。
そんなことは誰も望んでいませんよね。

 

正規のアプリを利用して、あなたのお気に入りの一曲がたくさん増えることを祈っています。